漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
30代 女性 会社員 「自律神経失調症」あり
昨年の5月から息切れや息苦しさを感じ病院を受診。“抑うつ状態”と診断されたが、8月の受診で「自律神経失調症」と診断される。
仕事の人間関係にストレスは感じていないが、昨年からのコロナ禍に対する恐怖、将来に対する不安、マスクの着用等が症状の原因かもしれないとのこと。
現在は息苦しさ・不安感・動悸・便秘・腹痛・立ちくらみ・怠さ・食欲低下などが辛い。
最近はジムへ行く回数も減ってしまい、仕事も自宅勤務が中心となり運動不足気味。体重も増えてしまった。
病院の薬を服用する前に漢方で体調を整えたいとのこと。
丁寧な聞き取りの結果、不安感を重点として体の調整をサポートするような漢方をご提案。
自宅できるエクササイズと共に、食生活の改善なども含め、今できる養生もアドバイスさせていただきました。
2週間後…
息苦しさを気にすることも減り、立ちくらみもここ最近は気になっていない。動悸や体の怠さはあまりかわらない。
4週間後…
風邪を引いてしまい体調は不安定。
2か月後…
ここ最近は体調が良い。元々感じていた不調もゼロにはなっていないが、生活できている。
3か月後…
体調は良くなっているが、コロナで遠出もできず気分転換ができない。仕事の量もへってしまい将来への不安が募る。漢方薬の種類を変更。
4か月後…
まだ不調は残るが、なんとかなっている。ボーナスが減ってしまい、今後の服薬継続が困難。でも体調のさらなる改善の為に漢方は続けたい。
ご本人の希望を考慮して、1日2回服薬→1日1回に変更し予算も半分に軽減。
それでも体調不良がぶり返してしまうことはなく、引き続き漢方を継続中です。
コロナ自粛が長引き、昨年から同じタイプのご相談が増えている印象です。
不調もコロナ禍も、決して一生続くものではありません!
ただし、体調の改善は早期であるほどスムーズ…不調が続いている方はいち早くご相談ください!
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